きゅれーしょん
この本の著者の佐々木俊尚さんって方は毎朝twitter上でキュレーションをしており、私がtwitterを情報源として活用し始めた頃から現在に至るまで、おかげさまで有益なタイムラインとさせてただいている。
本の内容としては、前回触れたの評価経済社会と本質は同じで、高度情報化社会に関するものであり、氾濫する情報の中から、その情報に価値観を付加するキュレーターの視座に対し、情報を受ける側はチェックインする、というもの。
とある情報、とある消費に対し、人が介在し、その視座に共感、共鳴することにより、情報を得たり、消費をしたり。
大量生産大量消費時代の記号的消費は終焉を迎えた。
著者のキュレーションは簡潔で特段偏りも感じず、また記事の種類も多様性(原発から芸術まで)に富んでいるところが、今でもチェックインしている理由だと思う。
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/02/09
- メディア: 新書
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