きゅれーしょん

 この本の著者の佐々木俊尚さんって方は毎朝twitter上でキュレーションをしており、私がtwitterを情報源として活用し始めた頃から現在に至るまで、おかげさまで有益なタイムラインとさせてただいている。

 本の内容としては、前回触れたの評価経済社会と本質は同じで、高度情報化社会に関するものであり、氾濫する情報の中から、その情報に価値観を付加するキュレーターの視座に対し、情報を受ける側はチェックインする、というもの。
 とある情報、とある消費に対し、人が介在し、その視座に共感、共鳴することにより、情報を得たり、消費をしたり。
大量生産大量消費時代の記号的消費は終焉を迎えた。

 著者のキュレーションは簡潔で特段偏りも感じず、また記事の種類も多様性(原発から芸術まで)に富んでいるところが、今でもチェックインしている理由だと思う。